なぜ、僕は「うつ病」で死にたいと思わなかったのか?を自分なりに考えてみた
一般的に鬱から逃れたいという気持ちから「死にたい」と思うようになります。
一般的には、非常に悲しい気持ちや、辛い気持が、一時的なモノではなく、ずーっと続いてしまうと、最終的には「いっそ消えてなくなりたい」と感じて「死にたい」と思うようになり、最悪の場合は自殺に繋がってしまいます。
しかし、これは「本心」ではなく「うつ病」がそう思わせているので、「死にたい」と感じたら、それを「うつ病がそう思わせてる」とか「心と体が休息を求めている」と脳内変換してあげたり、周囲の人間は「うつ病が悪化している」といった本人からの「サイン」として捉えてあげる必要があります。
参考:Naverまとめ:うつ病 死にたい時の対処法【本人&周囲の人にも読んでほしい】
僕の場合は性欲も落ちませんでした。疲れて発散出来なかったけど。。
うつ病で死にたいと感じなかった僕は、一般的にうつ病になると下がると言われる性欲にも影響がありませんでした。。
普段通り、健全にムラムラ?する事もあったんですが、僕の場合は肉体的な過労を感じていたので、思うように発散することもなく放置してました汗。
月に300時間ほど労働していると、とても元気な男性でも、肉体的な疲れがあるハズですので休息を優先しますし、性欲を発散するにしても自分でササッと済ませたりしないと時間がありません(笑)。
僕の場合は、うつ病になっても性欲がありましたので、300時間労働が200時間に減るような時期は、さっさと自己処理で終わらせてました。
肉体的に衰えてしまったし、うつ病で痩せてしまったので、奥さんとは無理だと感じてました。また、さっさと自己処理させれば、性欲そのものが簡単に解消されますし。。
僕には、まだ逃げる選択肢があったから「死にたい」と感じなかったのかもしれません。
僕の場合、うつ病の原因がハッキリしていたところが大きかったかもしれません。極端な労働時間と環境(上司逃亡とか汗)が原因です。
なので極端な話し「仕事が終われば治る、会社を辞めれば治る」と分かっていました。それが希望でしたw。
また、仕事が終わっても労働環境は改善されなかったので(怒)、退職した訳なんですが、退職すれば「稼ぎが無くなる」という不安も、奥さんの収入と貯金があったので、気分は下がってばかりだったけど、逃げられないような絶望感はありませんでした。
きっと、それが死にたいと思わせなかった、自殺願望を強くしなかったのかもしれません。
ですが、あまりの過労で、衝動的に「楽になりたい」と感じて、駅のホームでボーっとしてしまい電車を乗らずにスルーしてしまった事はありました。
上記の「Naverまとめ」では長期的に死にたいと感じる説明がありますが、それ以外にも、自殺できてしまう状況(僕の場合は駅のホーム)では、うつ病だと衝動的に楽になりたい、と思う事があるのかもしれません。
さらに子供をもう1人欲しいと妻と合意していた
僕の会社を退職する「逃げの希望」が死にたいと思わせなかった他に、妻と「子供をもう一人儲ける」事を会話していました。
僕としては退職することで収入が減る、それはつまり子供の不幸に直結すると感じていたので、あまり乗り気ではありませんでした。ですが、奥さんに説き伏せられました。奥さんに言われた事をまとめると…
「子供が不幸になるのは、お金がなくて親が腐ってるからでしょ、あんた(僕)の実家は貧乏だったらしいけど親はしっかりしてて、あんたは不幸だと感じたのか?」
参りましたねw。確かに僕の幼少期は貧乏で、友達と同じレベルでオモチャを買ってもらえなかった事は強い劣等感を持っていました。
しかし両親は、良い家庭を築こうと努力してるのは見てきてました。だから不幸だと感じてませんでした。
奥さんに説き伏せられたとき、僕の中で「二人目が出来たことで貧乏で暗い家庭」っていうイメージが一気に消滅して、何だか希望みたいなのが満ち溢れて来たんですよね。
うつ病の治療として「逃げる選択肢」であった退職以外に、「得る選択肢」の二人目の子供…。「子宝」という日本語の意味が分かった気がしました。
以上です。