友人もうつ病になりました。今は復活、配置換えで仕事復帰してます。

僕がうつ病で退職する前になるんですが、友人がうつ病で倒れました。その話を書いておきたいと思います。

お見舞いしたかったけど、当時は「うつ病」と言われると、正直、どう接して良いか分からず、職場復帰してから接触するようにしました。今日はそんな記事です。

（個人を特定されないように少し事実と異なる内容にしてます）

職業は「公務員」です。典型的なパワハラだそうです。

彼の職業は公務員。うつ病になったキッカケは、配置換えで上司が変わった事が原因だそうです。また、配置換えは昇給とセットだったようで、想像以上のプレッシャーがあったんだと感じてます。

配置換え先の上司は、かなりの年下だったそうなんですが、その上司から考えられないような罵声を浴び続けたそうです。朝礼の最中に倒れてしまいました。

話しを聞くと、どうも体育会系の若造上司だったそうで、今まで失敗を知らずに登ってきたタイプ。でもって若い方っていうのは、それだけ世間知らずな面があって、人当たりに「棘（とげ）」が多かったんだと思います。

何となく彼から若造上司の話を聞くと、北斗の拳で「悲しみを知らぬ者に勝利はないのだ」って言葉を思い出しましたｗ

学生の頃はリーダー的な存在。頭もキレるし面白い。

学生の頃からよく一緒に遊んでおりました。彼はリーダー的存在で、人望というよりは面白いから人が集まってくる感じの男性です。

なので普段は不真面目そのものな雰囲気です。でも常識は持ち合わせている。それでいて極端に女性には弱い照れ屋さんっていうのが特徴で、この特徴以外にうつ病になりやすいような「気真面目さ」とか「コダワリが強い」といった面が感じられないタイプでした。

結婚、子供が生まれてから様子が変わった。

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これは誰でも変わると思います、否、変わらないと逆に異変を感じてしまいますが、彼の場合は強く襟を正そうとしすぎたんじゃないかと思います。

自分は「自分アドバンス」になった、これで新しい配置先でも頑張る事ができる！と、元々、自信に溢れて生活していた人間が、さらに気合を入れたところに、パワハラ上司からのダメ出しです。

当時はパワハラの定義がまだ曖昧だったこともあったんですが、大勢の前で「使えない」的な事を言われたそうです。ここ最近の民間企業だとセクハラ、パワハラのリーダー職への教育が盛んに行われているので有り得ないと感じますよね。

言葉で人は倒れるんです。

職場復帰した彼と接して思ったのが、まず素直に、人間って「言葉」でうつ病になり倒れることがあるという事。

僕がうつ病で倒れた理由は「無茶な納期を守るための長時間労働」だった。だから、言葉が人を傷付けるのは分かっていても「言葉」だけでうつ病になるの？と思ってしまいました。

世の中には様々な理由でうつ病になると思うんですが、その中でも最も繊細な事例かもしれません。

でも逆に、うつ病から復活のも「言葉」なのかもしれません。僕もカウンセリングを受けましたが、愚痴を言うだけでもスッキリしましたし。

復活、そして現在。

彼は倒れてから休職し、降格とセットで元の所属に戻ったと聞いております。今では普通の２児のパパです。

少し前に会話したんですが、倒れる前の「ガツガツした感じ」は消えてしまいました。かなり保身な考えになったと感じたため、うつ病が治ったとはいえ人が変わってしまったという印象です。僕も言われますが。。

彼はもう昔の彼じゃない。学生の頃から一緒に遊んでいた僕としては少し寂しいです。でも、うつ病が治ったんだから、素直に嬉しいと感じましたし、新しい環境で、また頑張れたらいいな、そう思います。

別の記事で書き起こしたいと思うんですが、僕も彼も、うつ病が治ったとはいえ、うつ病になる前の人格ではありません。

もしかしたら、うつ病からの復活は、うつ病になる前に戻るんじゃなく、別人になることなのかもしれませんね。

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