うつ病で退職して心残りがある件について

こんにちは。管理人です。最近、うつ病に関するキーワードで他サイトさんなどを読ませて頂いて勉強させてもらっているんですが、引っ掛かったのが「うつ病が治りたくない」という言葉が存在するという事です。非常に印象的でした。共感できるところと、出来ないところがあると感じました。

まず、やはり家族からの扶養や、障害年金などで働かなくても収入がある。お金は現実そのものですから、それは嬉しい事だと思いますし、うつ病は波打つ病気ですので、調子が良いときに働かずして手元にお金があるのは、むしろ使って気分を下げないようにできるので好ましいと思う。

一方、俺は二度と「あの気持ちの沈み」を味わいたくない！と強く思います！お金を貰っても絶対にイヤだ！ずーっと思考停止で気分だけ沈み続けるだなんて思い出したくもない！っていうか正確には、うつ病が超悪化してた頃の記憶だなんて「無い」んだけどね。。

ということで、前置きが長くなりましたが、今回は「うつ病で退職して心残りがある」点について記事にしました。異常な職場だったので逃げなきゃダメ、逃げて正解なんですが、それなりに心残りはあります。

築き上げた人脈は全て無駄になった・・・。

うつ病になって退職する前の「前」に、スキルアップという名の建前、給料アップという本音で転職を２度やっているんですが、同業＆円満退職だったので人脈も引き継いでおりましたし、退職後も仕事、仕事以外でお付き合いがありました。

ですが、今回は無職！アフィリエイトを細々とやっている（開店休業…）だけでして、うつ病で退職した事は、職場の多くの方々に知れ渡っておりました。正確には「病気で辞めるのか？」と確認する質問はゼロですが、あまりにも体調が悪い状態での退職だったので「次の転職を控えている？」という質問もゼロでしたし。

また、退職後に会社や関係者から仕事の誘いがあったりしましたが、うつ病が悪化中だった事もあって電話に出なかったり、出ても断ったりで自然消滅状態になりました。正直、うつ病になった職場に戻りたいとは全く思えませんでしたし。

結果としてサラリーマンをやってきた人脈という財産は全て、ほとんどゼロです。名刺入れが分厚いな…。倒れた職場の人間とは、病気を思い出してしまいそうなので何の後悔もないんですが、円満退職してきた職場の方々との繋がりが、同業種ということもあって薄らいでしまったのが悲しいですね。

うつ病が治って退職した訳じゃないので、退職後に半年くらいは心配された・・・。

上記の人脈のところにも書きましたが、同じグループ、同じ部署、総務や前のお客さんなどには、うつ病で退職した、と伝わっておりましたので半年くらいはポロポロと状況確認のような電話を頂きました。

なかには仕事の斡旋なども誘って頂いたりしましたが、基本的には、うつ病が治っていないときだったので、あまり社会人らしい応答が出来たという印象はないですね。プライベートでも飲んだ事がある方から酒席に誘ってもらったときは喜んで行きましたけどねｗ。オフィシャルじゃない心配っていうのは心底、嬉しいもんですし、うつ病が悪くても自分を晒しても構わないと思えるのでとても気軽でした。

オフィシャルな電話は、月に１回程度が半年くらい続きましたが、基本はご心配をお掛けしてます、体調が優れないのでお断りしています、と回答してると、もう電話は掛かってこなくなりました。正直、倒れた現場を思い出す事もあって悪化する事もあったんですが、相手も脈が無いとなれば無理には連絡してこなくなるものですね。

頭が回っていない状態での「仕事の引き継ぎ」。果たして大丈夫？いや絶対に何か起きてる・・・。

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これが最も心残りかもしれません。まともじゃない仕事を、フラフラになって完了させて稼働（僕は営業ＳＥ兼プログラマーです）させ、稼働半年くらいで退職してます。

同じプロジェクトで、次のフェーズを進めながら、別の人間に仕事を引き継いでいったのですが、その間のバグやら要望やらは非常に多かった。。

退職１カ月くらい前には流石に落ち付いてはいたんですが、致命的に動かないのがギリギリになって見付かったり、僕から仕事を引き継いだ人間のモチベーションの低さもあって、もう数年も経過しているんだけれども、未だに心配です。

きっと全プログラムを管理、製造していた僕だったら１０分で修正できるバグや要望を、その引き継ぎの社員は１日、システムが大きかったので、下手すりゃ１週間くらいは必要になる事もザラだと思われます。また無茶を言われてないだろうか・・・。何でもかんでもスケジュールを区切りたがるお客さんだったので余計に心配です。