キャンプは「うつ病」に良いと感じたことをマトメました

こんにちは。管理人です。さて、今年の夏の日照時間なんですが、東京は凄く低かったそうですね。ヤフーのニュースで見ました。具体的に何がどうなるか？は、一般市民に関しては、確実に経済的な負担を強いられるんだろうけど、僕は例年、夏に体調を崩すんだけど今年は体調が悪くなりにくかったですよｗ。雨ばっかりが異常だと感じたけれども、気温としては３０年前に戻った感触でした。

昔の夏…。朝晩は過ごしやすかった。３０度を超える熱帯夜だなんて珍しかったんだけどなぁ…。僕が子供の頃ったらヒートアイランド現象が話題になった程度。田舎の夏が、そんな暑くなるような事って聞いた事がなかったんだけどね。確実に温暖化が起きてるんだと思われます。

さて…。そんな寒い？雨ばかりの夏に子供達と一緒にキャンプに行ってきましたｗ。で、うつ病に効果てきめん！とか、そんな大袈裟な話じゃないんだけど、何となく気持ちが爽やかになったので…。その辺をマトメてみました。

女性にはキャンプって不衛生で不便なところが大きいので敷居が高いかもしれませんが、女性の場合は、素泊まり出来る安価なホテルでも同じような効果があるかもしれません。この秋、ちょっとやってみませんか？

どっしり構えて非日常を味わえます。

うつ病になると、非日常的な出来事は、とてもストレスになります。うつ病患者は精神的な余裕が少ないので、変わらない日常を望むからだと思います。僕もうつ病と戦っているときは、突発的な事が大嫌いでした。だいたい悪い事ですからね、突然の事ってｗ。突然、キレイな女性から愛の告白されちゃうのはＯＫ…かなｗ。でも、朝の支度で、履いた靴下が…。穴が見付かるだけでイライラです。

んで、キャンプ。非日常の塊かと思います。文明らしいモノは、ほとんど排除されます。スマホは持っていきましたけどねｗ。んで、非日常の塊ではあるんですが、キャンプの場合は「どっしり受け止めて楽しむ非日常」であるので、全くと言っていいほどストレスがありません。

不便を理解したうえで薪をくべるんですよね。ははは～、作るカレーに灰が入った！まぁいいじゃない！調味料みたいなもんだ！って納得できてしまう。自宅でカレーを作ってて、カレーに異物が入ろうものなら「ああああ…」とイライラしながら取り除こうとしますｗ。

この非日常を受け止めて過ごすっていうのが、妙に精神的に豊かになれた気になりました。なので、うつ病で辛いときでも、この豊かになれる気持ちは、悪くないと思います。

久しぶりに家族に頼りにされましたｗ

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気分が落ち込むくらいなら家族の関係って変わらないと思うんですが、やっぱり「うつ病」になってしまうと、気分障害ということで家族からアレコレやって！というのが減ります。

家族と同居するっていうのは、一緒に生活する訳ですから、細かい文化の違いがあって誰かに任すと必ず足りなかったりヤリ過ぎだったりするもの。うつ病になると、そんな繊細な事で、落ち込んだりイライラしたり喜んだり…。そうなると、同居している家族のハズなのに、徐々に役目が偏ります。

んで、俺。うつ病で退職してからは、かなり落ち込む時期に限り「何もしない人」状態だったんだけど、嫁さんが忙しくなったり子供が生まれたりして、強制的に主夫状態へ。主夫状態になると…。そう、家事と育児は「やって当たり前」というポジションになりますｗ。なので、しばらく「すげぇぇええ！」とか「色々と助かってるよ」という感じで誉められた事がなかったｗ。

それが…。キャンプ！テントを張ったり、火を焚いたり、飯盒でご飯を焚いたり…。こういう非日常だけどキャンプで必要な事を子供に指示を出しながら、補助しながらこなしていくと、凄く誉められましたｗ。お父さんだからチカラ仕事は出来て当然！みたいな事は普段からあったりするんだけど、キャンプ生活では、誉められまくりでしたね。。これが嬉しかったｗ。

久しぶりに必要とされた、頼りにされたのを感じ取ることができました！うつ病を患ってからは干され気味だった僕の「株？」は上がったと思います。とても気分が良いものです。

五感が冴えまくります。何だか爽やかでした！

ド田舎で生活してるので、んな都会のシティーボーイ（）みたいな生活している訳じゃないんだけど、いざキャンプで一晩を過ごすと田舎者の僕でも五感は冴えるみたいです。まぁ考えてみれば、田舎暮らしだけれども、不便、不衛生な事を排除し続けると、全く都会暮らしと変わらなくなりますからね。この五感の冴えは、気持ちの切り替えが出来るので、うつ病には好ましいなぁ～と感じました。うつ病だと五感も緩みますし、緩んだ事に気付かない事がありますからね。

外に出ないので…。起きてる時間帯は、寒ければ暖かく、暖かければ冷やす…。車を出せば５分でコンビニだし、リモコン一つで多くの家電を操作できちゃう。掃除もルンバだし。子供がいるから衛生面では非常に気を遣ってきましたｗ。

なにより食事がねぇ…キレイなモノを、生で食べずにレンジなり焼いたり煮たりで、ほぼ無菌状態な食事ばっかりですもんね。コンビニ弁当も、保存料を抑えて販売されるのが常識になってきてます。

なんて不便な生活なんだ～からの、今の生活を見直せました。

便利って慣れると不満に切り替わるのでしょうか。。キャンプをやって、明らかに生活は不便になったのに、それがとても楽しい事に感じました。自宅であれば、気軽にシャワーを浴びる事ができる。手が汚れたらすぐに洗う事ができる。ちょっとした空き時間にスマホを弄る、テレビを見る、気軽にインターネットする。

食事もそうですよね。ガスを点ければお湯が沸かせる、レンジで色々と温める事ができる。冷たいものが飲みたければ冷蔵庫に何か入ってる訳です。でも、もっと良くしたい、もっと便利なのがある、それを知ってるから便利な生活も不満だらけになってしまいます。

ところがキャンプ。火を焚くのも一苦労です。汗を掻いてもシャワー室なんてありません。小腹が空いたところで、用意がなければ飢えに耐えなきゃならない。明かりもないので暗いまま…。凍らして持参したお茶は温くなるし、飯盒で炊いたご飯も、直ぐに食べなきゃ夏でも冷えるんです。

そう考えると、ほんと恵まれている生活をしているんだなぁ～と、帰宅して強く感じました。特にエアコンと虫除け（虫がいない）は感動しますねｗ。キャンプした日は、無風で蒸し暑いなか、寝苦しいけど気付いたら寝ておりましたｗ。

んで、虫さん…。蟻、蝉、蚊が多くてキツかったのが、帰宅したら全く悩まなくていいのが凄く快適だったｗ。普段は文句ばっかりの生活が、キャンプしてきただけで、こんなに幸せに感じるとは…。と、未だに感動を思い出しますｗ。

ということで、キャンプ…。全国的にシーズンは夏だと思うんですが、雪と雨露さえ避ければ、春も秋もオフシーズンではないと思います。帰宅した時に感じた「強い幸せ」は、必ずうつ病を和らげてくれるかと思います。煩雑な日常から離れる意味では、簡単で安価なホテル宿泊でも効果はあると思います。是非とも体験してみてくださいっ！