友人が鬱になりました。その2
こんにちは。管理人です。友人が鬱になった話を今日は記事にしておきたいと思います。(特定されないように事実とは異なってます)
この友人だけじゃなく、他にも知人が鬱になったっていう話も聞いてますので、非常に身近な病気になったんだな、って感じます。
しかし、うつ病の程度の強弱が伝わらない病気ですよね。友達との会話で、簡単に「やっべー来週、俺、追試だ、うつだわ」という感じで使われる事も。
誤解を生まなきゃ良いだろうけど、うつ病が増えているので、あまり良い使い方とは感じませんね。。。
未婚、30歳後半、心身ともに健康なタイプ
同級生です。高校まで同じでした。一緒のクラスになった事も非常に多く、かなり遊んできた男性です。スポーツも勉強もしっかりしていたイメージです。
変わったところと言えば、シャイではないんですが、女性に対して積極的じゃないタイプ。男性から見ても、別に彼女が居ても居なくても違和感がないんですが、本人は別にいいや!っていうスタンスだったと記憶しております。
少し早い年代で母親を亡くしているんですが、それが関係しているのかも(?)しれません。現在は未婚、父とお姉さんと同居してます。
営業職へ転換してから様子がおかしい
大学を出て地元へ帰ってきたUターンなサラリーマンです。あまり詳しくないんですが、総務や会計?の方面で、地元では有名な会社に就職が決まり、Uターンしてきた仲間内では「最も成功した」と言われるタイプでした。
そんな彼とは、月に1回程度でドライブや酒席などで付き合いがあったんですが、ある日、営業職になったという報告を受けてから様子が変わっていってしまいました。
大きく変わった点として
- 普段の元気がない、テンションが戻っても続かない
- 会話の受け答えに「一間(ひとま」を置くようになる
- 全体的に老けこむ、老けるスピードが速い
が挙げられるタイプでした。中年男性なら、そろそろ体力的な衰えなどや、要職に就いたり、責任が重くなったりするので、いかにも一般的な中年の悩みを抱えているといった印象でしょうか。
なので、彼と接する人が、彼が悩んでいる、大変なんだという事は気付く事ができますが、まさか「うつ病」だとは、当時は誰も気付けなかったと思います。
いわゆる「自律神経失調症」だと診断されたそうです
僕も「不定愁訴(ふていしゅうそ)」という状態でして、何だか調子が悪い…。が、検査しても異常なし。下手すりゃ炎症すら起きてないのに、違和感を感じてしまうといった中年男性の老いみたいなものに悩んでおります…。
で、彼は当初「自律神経失調症」と診断されたそうです。自分の意志では動かない部位の調子が悪いようで「個性の範疇」と割り切って付き合っていく症状もあるそうです。(詳しくはココ:http://www.azegami.com/jiritu/)
まさに身体が「危険だよ、無理してるよ」というシグナルを出しているような症状が多く、ここで何らかの手を打っておけば、うつ病にまで至らなかったかもしれません。
現在(闘病中です)
自律神経失調症の診断を受けてから数年、徐々に一緒に遊ぶような事がなくなったんですが、別の友人が、彼の状態を気にして電話して確認したところ「うつ病になって休職中だ」と回答があったそうです。とても残念です。
僕も倒れてからは連絡を取っておりませんし、今現在、元気になってからは、病気の辛さを知っているだけに、ちょっとコチラから連絡を取るのは大丈夫なモノか?と気になって、僕から連絡しにくいとな、と感じています。彼の元気が戻って、本人からの連絡を待つしかないのかな?と思ってます。
僕自身、うつ病になって回復するまでは、人に会いたい、会いたくないという気持ちが「ゆらゆら」と往復していたような記憶があります。
ですので、彼本人が、誰かと会いたい!と思うタイミングは必ず来ると思ってますし、その時は色々と協力できればいいな、と、願ってやみません。